カラフルな絵に反応したり、短い言葉を理解したり、
赤ちゃんの反応がたのしみな1歳児。
定番絵本にベストセラーなど子供に大人気の絵本を
我が家の体験とともに紹介します。
はらぺこあおむし
作 エリック・カール 出版社
仕掛け絵本としても楽しい絵本
月曜日から日曜日までの一週間があり、
日を追うごとに食べる量が増えていきます。
ほんのページも最初は小さな1ページだったのが、
だんだん1ページが大きくなります。
食べると食べ物に穴が開いていて、
指をいれてあおむしのように食べるマネができます。
小さい子用の1ページに厚みがあるボードブック、
立体的な飛び出すで仕掛けも楽しいポップアップの絵本もあります。
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どろんこハリー
作 ジーン・ジオン 出版社 福音館書店
ハリーは子供そのもの
お風呂が嫌いで逃げ出して、いつもはできない遊びを
やりたい放題。
その姿は生き生きして本当に楽しそう。
泥んこになったり、ちょっと危ないことをやってみたり、
ついついダメって言いたくなるようなことをやっちゃいます。
ここに子育てのヒントがあると思います。
ついつい服が汚れるから泥んこ遊びを嫌がったり、
水たまりにはいっちゃダメって言ったりしてませんか?
でも、そういう経験も子供には大事。
思いっきり遊んだハリーはちゃんとお家に帰ってきます。
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11ぴきのねこ
作 馬場のぼる 出版社 こぐま社
50年以上愛されているロングセラー絵本
おばあちゃんも読んだことがあるかも。
親子3世代で楽しめる絵本です。
11匹のねこが小さな魚も仲良く分けたり、
頭が大きいとか、しっはぽは嫌だ!!とか
口々に自由な意見を言える仲の良さ。
大人になると余計なことを考えすぎて、
なかなか思ったことが言えないけれど、
子供のうちはこんな風に自由に思ったことを言えるなんて
いいですよね。
なかなか自分の気持ちを言えない子にも
思ったことをいってもいいんだと思ってほしい。
そして、みんなで力を合わせて大きな魚と
戦っていく。11ぴきの勇敢な様子は頼もしい限りです。
ほのぼのとした絵とねこたちの冒険の様子は
きっと子供もワクワクします。
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11ぴきのねこ 馬場のぼる 絵本の情報・対象年齢・読み聞かせ方と感想
これはのみのぴこ
作 谷川俊太郎 出版社 サンリード
言葉の並びがおもしろい
1ページごとに前のページにプラスして言葉が増えていく
絵本です。
最後のページは最初のページからの言葉が
全部入っています。
1ページだけ見ると不思議なところもあるけれど、
全部の話が続いていて最後のページになります。
絵が言葉を的確に表していて、
長い文もすぐに覚えてしまいます。
声に出して読んでみるのが面白い絵本です。
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なくしたものみつけた
子供から大人まで楽しめ、その時々で感じ方が違う本
単純な形で小さな子供でも認識しやすい絵と
はっきりした色使い。
一目見れば五味太郎の本だと分かる絵です。
言葉がリズミカルでここちいい。
今回は空き地の土を掘るたびに、
前に失くしていたものを見つけます。
それが、深くなるほど時をさかのぼっていって、
赤ちゃんの頃のものまででてきます。
小さい頃は掘るたびに何がでてくるのか楽しみで、
幼稚園くらいになると、いろんなもの失くしてるなー、
大人になると遠い記憶を思い出して、
懐かしんでる姿に子供が小さかった頃を思い出して
思わず「ジーン」としたり。
長い間楽しめる絵本です。
■なくしたものみつけた 五味太郎絵本のあらすじと読み聞かせ方 大人になっても味わい深い
うさこちゃんとどうぶつえん
作 ディック・ブルーナ 出版社 福音館書店
動物園でのドキドキをうさこちゃんと一緒に体験
お父さんとのおでかけ、電車に乗ってのおでかけに
ワクワクしているうさこちゃん。
動物園にいってもいろんな生き物を見て楽しみます。
知っている動物を見ると読み聞かせをしている子供も得意気。
いろんな生き物を見て楽しんだり、大きな動物に怖くなったり、
子供もうさこちゃんが楽しんでいる世界を疑似体験できます。
動物園に行くことがあったら、うさこちゃんにでてきたね。
なんていうと、絵本に描いてあった生き物が
本物はこんなに大きいんだ、こんな色なんだ、
こんな匂いなんだ、などと絵と本物が記憶の中で一致します。
小さい絵本なので持ち運びにも便利。
お出かけのおともにもぴったりです。
■(うさこちゃん絵本シリーズ)うさこちゃんとどうぶつえん あらすじと感想
かいじゅうぞろぞろ
作 木曽秀夫 出版社 サンリード
身近な文房具がかいじゅうに変身!!最後は納得の1ページ
かいじゅうものって女の子の我が家はそんなに
興味ないだろう―なって思ってました。
多分、自分で買うなら選ばなかっただろう絵。
でも、読んでみると面白い!!
大人の私も気に入ってしまいました。
でてくるかいじゅうたちは文房具や身近なもの。
かいじゅうのネーミングセンスがよくて、
さらに面白い。
よくよく絵をみるとちいさな人間の表情や行動が
細かく違っていてそれを見るのも楽しいです。
恐竜好きな子もそうでない子も楽しめる絵本。
我が家にとっては文字が読めてるの?
という不思議な体験をした思い出深い絵本です。
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がちゃがちゃどんどん
作 元永 定正 出版社 福音館書店
音を楽しむ絵本。音を絵にしたらこんな感じ?
音を絵にするってすごく難しいと思うけど、
文字と絵があっていて、
おーなるほどー、と思えたり。
短い言葉で音が書いてあるので、
声に出して読むと子供もマネして声に出す。
楽しい発語の練習にもなります。
中学生になった娘も
「覚えてるー。すきやったー。」
「なつかしー」と言っていました。
短い言葉の絵本だけど、インパクトは大。
文字が読めない小さい子でも、
物語があるようなのが苦手な子も、
大人も楽しめる絵本です。
そして最後は、「あー、こどもにウケるやつね」
まとめ
ベストセラーやロングセラーはそれだけ読者の支持があるということ。
1歳のお子さんに読み聞かせをするときの本に迷ったら、
ベストセラーから選ぶと間違いなし!!
好みの絵だから、という理由で選んでもよいけれど、
例えお母さんの好みの絵でなかったとしても、
いろんな絵本の読み聞かせシャワーをていると、
子供たちはすぐに内容を覚えてしまうし、
知識の幅を広げます。
ぜひ、いろんな本を手に取ってくださいね。
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