『ちょっとだけ』絵本が泣ける!あらすじと感想 

3児の母でもある瀧村有子さんの絵本

『ちょっとだけ』。

主人公のなっちゃんの家に

赤ちゃんがやってきたところから

お話が始まります。

 

お姉ちゃんお兄ちゃんになったお子さんにはもちろん、

下のお子さんが大きくなって、

絵本に興味を示すようになったら、

ぜひ読み聞かせてあげたい一冊です。

 

今回は『ちょっとだけ』について

ちょっとだけご紹介します。

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ちょっとだけ 絵本の情報

【タ  イ  ト  ル】 ちょっとだけ

【作        者】 瀧村有子

【    絵   】 鈴木永子

【出     版     社】 福音館書店

【大     き      さ】

【ペ  ー  ジ   数】 27×20cm

【初 版 年 月 日】 2007年11月15日

【おすすめ時期】 3歳から

 

 

『ちょっとだけ』絵本のあらすじは?

 

主人公のなっちゃんのお母さんが

赤ちゃんを産んで帰ってきました。

お母さんは、赤ちゃんのお世話に大忙し。

 

そんなお母さんを見てなっちゃんは、

いつもお母さんにやってもらっていたことを

自分でやってみることにしました。

 

ちょっとだけ失敗しつつも、

ちょっとだけできるようになる。

そんな、お姉ちゃんとしての成長が描かれています。

 

赤ちゃんの世話に追われているお母さんも、

そんななっちゃんのことを見ていました。

終盤にお母さんが、

なっちゃんをギュッと抱きしめる様子が、

心にじんわりと響くお話です。

 

『ちょっとだけ』絵本の感想と口コミ情報

テレビでも紹介されたことがある絵本なので、

読んでいる方も多く、

さまざまな感想や口コミがありました。

 

二人目のお子さんの出産祝いでもらったなど、

プレゼントとしても贈られるようです。

主な感想としては、

 

・文章もイラストもシンプル

・下の子が生まれたらどんな生活になるかがわかる絵本・この本を読んでから、上の子を大事にしないといけないと感じた

・不安定な気持ちになってしまった娘に読んだら、ぐずりが減ってきた

・上の子に読んだら「この子嫌い!」と言われてしまった

・一度だけでなく何回も読むことで、この本の良さが伝わってくる

などなど、いろいろあります。

その中で一番多かったのが、

「読み進めるうちにジーンとして涙があふれた」

というものでした。

 

上の子を想うお母さんや

自身が上の子だった方などに、

こうした感想を持つお母さんの感想が

多く見受けられました。

 

感動したという感想の一方で、

「こんなに我慢しなくちゃいけないの」と

心が辛くなってしまう方もいます。

フィクションの絵本と言えども、

現実にありふれている場面が

リアルに描かれているからでしょう。

 

特に産後の心身不安定なお母さんの心には、

強く刺さってしまう部分があるかもしれません。

私ももし、産後すぐにこの絵本に出会っていたら

印象が違っていただろうと思います。

 

男の子ママと『ちょっとだけ』との出会い

 

この『ちょっとだけ』の絵本、

私が最初に出会ったのは、

長男6歳、次男4歳の時でした。

 

長男のスイミング教室の見学スペースに

この絵本が置いてあったのがキッカケです。

赤ちゃんを抱っこする女の子の絵に惹かれて

次男が「これ読んで」と持ってきました。

 

絵本を読み聞かせてあげると、

いつもは目をキラキラさせながら本を見る次男。

しかし『ちょっとだけ』の時は、

キリッとした真剣な顔になっていたのを

今でもよく覚えています。

 

心がキューっとした感じを抑えながら、

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読み終えて次男に

「お兄ちゃんもこんな気持ちだったのかもね」

と投げかけると、無言のままでした。

 

しかしその日の夜は、

いつも長男にケンカを吹っ掛ける次男が

くっ付いて仲良く遊んでいました。

次男なりにも考えさせられるものがあったのかもしれません。

 

次の週も『ちょっとだけ』を持ってきて

読んでほしいというので、読んであげました。

2回目の感想は

「なっちゃん、いろんなことができるね」

と言っていました。

 

それからも、絵本スペースからなくなるまで

毎週持ってきて読んでほしいと言っていたので、

次男の中でもお気に入りの一冊になったのでしょう。

 

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ちょっとだけ 絵本が泣ける!私の感想

私がこの絵本に出会ったのは

幼稚園でもらってきたこどもともの定期購読がきっかけでした。

 

「こどものとも 年中向き」を購読していて、

ランダムに届くこどものともにの「ちょっとだけ」がありました。

 

年中向けで購入しているので、

当時、長女が5歳、次女が2歳の頃になります。

 

長女は5歳にもなると上手に話せたし、

妹のお世話もしてくれたし、

自転車だって補助輪なしで乗れたし、

お留守番だってできたし、

ひらがなも全部かけたし、

でも、お姉ちゃんだからって我慢させちゃだめだ、

ちゃんと見ててあげないと!と思って

目をかけていたつもりでした。

 

ところが、アトピーがひどいのでいつもの病院を変えて、

アレルギー専門のところに行ってみたら、

いきなりクレヨンを渡されて子供に絵を描かされました。

 

クレヨンの色はなんだかくすんだような色ばかりで、

きれいな色じゃないなーと思っていたら、

先生がこどもの描いた絵をみて

暗い色ばかりだから、すごいストレスを抱えている。

もっとお休みの日にもお父さんにも遊んでもらって。

おねえちゃんだから我慢している。

だからアトピーがひどいのだ。と言われました。

 

私からしたら公園で見かける他のお母さんに比べて、

私はずっとこの子につきっきりで一緒に遊んでいて、

一生懸命かかわっている。

夫は休日も仕事があったりして、なかなか遊んではくれないのに、

これ以上どうしろと?

 

近くに頼れる親もいないのに、下の子も抱えて私はどうすればいいの?

泣きたくなりました。

 

そんな頃にこの「ちょっとだけ」に出会ったんです。

 

長女がなんでもできて、本当に手がかからなくて、

私はすごく助かっていました。

 

ご飯を作るお手伝いもしてくれたし、

妹のパンツが汚れたら洗ってくれたし、

幼稚園でもしっかり者でお友達のお世話をしていたし、

先生からも頼られるような存在でした。

 

でも、この絵本を読むと、

なんでも自分でできるけど、ちょっとずつ「がまん」も

してたんだなー。ちゃんと見ててたつもりだけど、

もっと甘えたかったのかもしれない。

そう思うと私が切なくなりました。

 

上の子に読み聞かせをしているときは、

読んでいるお母さんの方が胸が「きゅっ」としてしまう

かもしれません。

 

お母さんも大変で泣きそうになりながら

頑張って子育てをしている。

でも、子供の方も我慢しながら成長している。

ちょっと寂しい思いもしているけど、

でも、自分の成長が誇りでもある。

 

どんなにしっかりしていても、

やっぱり子供は甘えたいもの。

時間をつくって子供をぎゅっと抱きしめたくなる絵本です。

 

おわりに

 

このように、お姉ちゃんお兄ちゃんでも、下のお子さんでも、

そして、お母さんでもそれぞれの立場で考えながら読める絵本が

『ちょっとだけ』なのかなと思います。

 

文字がありますが、そこまで多くはないので、

3歳以上の幼児向けのように感じます。

 

絵本を子供のために読む時間。

それこそが親子の絆を深める大事な時間です。

 

親子の信頼があれば子供は我慢したり、

頑張ったりして成長していけます。

親の方もいつまでも手を出さず、見守ることができます。

ぜひ、手に取って読んでほしいです。

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