「だれのパンツ?」絵本のあらすじ・読み聞かせのコツ・感想

 

ダイナミックなイラストが印象的な

「だれのパンツ?」

あらすじや感想が気になりますよね?

 

お話も展開に意外性があり、

表紙以上に期待できる内容になっています。

幼児から小学生までいや、大人だって楽しめるので、

どんな家族にもおすすめです!

 

この記事では、この「だれのパンツ?」のあらすじと、

読み聞かせのポイント、子どもの実際の反応を紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

だれのパンツ? 絵本の情報

【作 者】シゲリ カツヒコ

【 絵 】シゲリ カツヒコ

【出 版 社】KADOKAWA

【大 き さ】大型本

【ペ ー ジ 数】32p

【初 版年月日】2019年7月

【対 象 年 齢】4歳から

 

「だれのパンツ?」絵本のあらすじ

タロウは、団地の前の公園で遊ぶのがいつものお決まりコース。

いつものように遊んでいると、パンツのような何かが上から落ちてきました。

団地の上から聞こえてくる声を頼りに、持ち主を探すタロウ。

 

3階の家に届けるとおばさんに違うといわれ、

おばさんが1つ上の階の絵かきさんかな?と言います。

 

絵かきさんの所に行ってみるとこんどは

となりの闘牛士さんかなと言われます。

 

すると闘牛士さんのところにいた鳥に

3つの上の階にそんな柄のパンツをはいたやつがいるといわれます。

 

けれど、このマンションは4階建てだったはず・・・

ところが外に出ると見たことのない階段が。

ダイナミックなイラストと奇想天外なストーリーで展開される、

少年の、「団地アドベンチャー」が始まります。

 

「だれのパンツ?」読み聞かせのコツ

表紙はもちろん、

イラストがページ全面に描かれていて、

インパクトがありますよね。

 

お子さんも、このイラストに目を惹かれると思うので、

「文字が多くて飽きてしまう」

ということはないでしょう。

 

また、ページに対する文章量も比較的少ないので、

読みやすいですよ。

 

ただ、文章量は少なめですが

内容が大人でも想像がつかない展開だらけです。

 

内容を一緒に楽しみたい方は、

5歳以上の年長さんからが個人的にはおすすめです。

 

絵本を読み慣れているお子さんなら、

4歳代でも問題ないかもしれません。

 

全体的にセリフが多い絵本なので、

登場人物になりきって読んであげると喜びますよ。

 

鬼の部分は、少しゆっくり読むと鬼っぽさが出るように感じました。

鬼のシーンはこの絵本のクライマックスなので、

ぜひ「ゆっくり読み」で鬼の雰囲気を出してみてくださいね。

 

ただ、気に入ったお子さんは、何度も読み聞かせを頼まれがちなので、

毎回全力投球で読むと、疲れてしまうかもしれません。

ほどほどに役者になってくださいね。

スポンサーリンク

 

「だれのパンツ?」絵本の感想

「おにのぱんつ」という歌の影響でしょうか。

ああいった柄を見かけると、

鬼の持ち物ではないかと連想してしまいますね。

 

たしかに鬼の持ち物でしたが、まさか帽子だったとは思いもよらず、

その意外な展開がとても楽しめる絵本でした。

 

他にも、いつもの団地が奇妙な形に変化したり、

住人が人間ではなかったりと、

次から次に不思議なことが待っています。

 

途中で伏線が張られている場面もあり、

読んでいる大人も楽しめました。

 

ネットでの口コミを調べてみると、

大人の方の感想が意外と多かったです。

 

・絵本の不思議な世界に引き込まれていきました!

・空想の世界をリアルな絵で描いている世界観に圧倒されました

・まさか最後にあの世に行ってしまうのがビックリ!

・不思議な世界観で、4歳の娘も気に入ってくれました

お子さんに読み聞かせた感想は少なかったように感じました。

意外にも、おじいちゃんやおばあちゃんくらいの年代の方が

お孫さんに買っていかれたというシーンが多いようです。

 

不思議な内容に惹きこまれるお子さんがいる一方、

鬼に食べられてしまうシーンが怖いかもしれませんね。

まずは、パパやママが一度読んでみてほしいと思います。

その世界観にくぎ付けになってしまうこと間違いなしです。

 

 

おわりに

インパクトあるイラストの表紙で目を惹く

「だれのパンツ?」

イラストだけでなく、内容も奇想天外で、

大人の方も楽しめる絵本です。

 

登場人物のセリフが多く、

飽きのこないストーリーになっています。

 

セリフをそれっぽく読んであげるだけで、

世界観を上手く作ってあげられます。

一緒に驚いて楽しんで読んでみてくださいね。

 

鬼に食べられてしまうところが一瞬怖いですが、

あーそこにつながってたの!!と

最後はほっと安心できます。

 

ドキドキワクワク、スッキリする絵本です。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました