この記事では、この「でこちゃん」のあらすじ(内容)と、
読み聞かせのコツや子どもの実際の反応を紹介しています。
髪を切りすぎてどこにも行きたくない。って思ったり、
髪型が変だから・・。洋服が気に入らないから・・。
などちょっとしたことが気になって「どうしよう・・」
と思い悩んでしまった経験ありませんか?
小さな悩みでも本人にとっては一大事!
誰にでも、どうしても気になってしまうことってあると思います。
そんなときどうやって、気持ちを切り替えることができるのか?
「でこちゃん」におこった出来事と一緒に考えられる一冊です。
どんな内容なのかぜひ参考にしてくださいね。
でこちゃん絵本の情報
【作 者】つちだ のぶこ
【 絵 】つちだ のぶこ
【出 版 社】PHP研究所
【大 き さ】B5判変形
【ペ ー ジ 数】32p
【初 版年月日】2019年12月20日
【対 象 年 齢】3歳から
「でこちゃん」絵本のあらすじ(内容)とねらい
日曜日、お母さんに髪の毛を切ってもらったてこちゃん。
でも・・、短くなった前髪に「でーこ、でーこ」
「てこちゃんがでこちゃんになった」
とみんなに笑われ、自分のおでこが大嫌いになってしまいます。
ねこのニャゴやお兄ちゃんに、おでこが
気にならなくなる方法を教えてもらいますが、
うまくいきません・・。
「明日おでこなおってるよね。・・」と心配するでこちゃん。
明日は幼稚園に行く日なのです。
次の日の朝、誰よりも早く起きて鏡を見にいったてこちゃん・・。
おでこは・・やっぱり昨日のままでした。
「こんなおでこじゃ幼稚園に行きたくない!!」
泣き出すてこちゃんに、お姉ちゃんがいいことを教えてくれました。
さあ、てこちゃんは幼稚園に行くことができたのでしょうか?
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「でこちゃん」絵本の読み聞かせのコツ
文章以外にところどころ、セリフのような言葉が書かれているので、
少し読むのが難しいと感じるかもしれませんが、
細かい言葉も読んであげた方がお話の内容が分かりやすくなるでしょう。
セリフは登場人物の近くに書かれているので、
誰が話している言葉なのか分かるように
声色や話し方に変化をつけて読んだり、
誰が話しているか分かるように指差しをしながら
読んでみるといいと思います。
主人公の「てこちゃん」は感情をとても素直に表現しています。
怒ったり、悩んだり、喜んだり・・と感情が絵に表現されてるので
「てこちゃん」の思いをそのまま読んであげましょう。
「でこちゃん」絵本の感想と子どもの反応
子供だって、周りからどう見られるのか気にしてしまいますよね。
周りの大人がどんなに「かわいいよ」って言っても
自分が気に入らないとダメ。
なんてことよくあります。
特に女の子には多いのではないでしょうか?
まだ小さいうちから、洋服や髪型を自分で決めたがったり・・。
子育てをして、こんなに小さい頃から、
オシャレに興味があるんだなーと驚いたものです。
てこちゃんはよくいる、女の子なんですよね。
絵本の絵は、日常が細かく描かれていてして親しみやすさがあるので、
子供もすぐにお話に夢中になっていました。
「てこちゃん」と同じ幼稚園児の娘は、
「短すぎー」と笑ったり、
「短いのはやだー」と言いながら楽しんでいました。
「てこちゃん」のような前髪になるのは嫌なようです・・。
絵本のように娘の髪の毛は私が切っていますが、
娘が不機嫌になってしまったら
お姉ちゃんのマネをしようかなと思います。
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おわりに
気にいらないことがあると、嫌になってしまうこと・・。
子供でも、大人になっても、あると思います。
でも誰かの言葉や、ちょっとしたきっかけで気持ちは変わりますよね。
「でこちゃん」を読んで温かい気持ちになった方には、
「でこちゃん」シリーズ第二弾!「でこちゃんとらすたくん」もおすすめです。
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