どうぞのいす あらすじや対象年齢・作者・ねらい・感想を紹介

 

ウサギのほのぼのとした

イラストが目をひく

「どうぞのいす」という絵本は

心温まる優しいお話が人気の

ロングセラー絵本です。

 

全国学校図書館協議会選定図書にも

選定されている「どうぞのいす」は

読む人の心を温かくしてくれます。

 

今回は、この「どうぞのいす」の

あらすじや対象年齢・作者、

本のねらいや感想を

紹介していきます。

 

どうぞのいす  絵本の内容

うさぎさんが小さな椅子を

手作りしました。

その椅子のそばに

「どうぞのいす」と書いた

立て札をたてます。

 

最初に来たロバさんは、

持っていたドングリのかごを

その椅子において

近くで一休みしていました。

 

そのドングリと椅子を見つけたクマが

「どうぞのいす」の「どうぞ」を見て

ドングリをたべてしまいます。

何もなくなってしまったかわりに

持っていたはちみつを

椅子に置いていくくまさん。

そして焼きたてパンを持った

きつねさんがやってきます。

 

こうして次々と動物が来て

「どうぞならばいただこう」と

全部食べてしまい、

申し訳ないからと

変わりのものを置いていくという

次々ととりかえっこが

行われていく絵本です。

 

最後にロバさんが目を覚ました時

椅子の上には何があるのかが

楽しみになりますね。

 

どうぞのいす 絵本の登場人物・対象年齢・作者

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絵本の対象年齢は3歳~4歳です。

ただ、もう少し小さい年齢でも

読むことはできると思います。

 

子どもの本の出版社である

ひさかたチャイルドから

出版されていて

作者は香山美子さんです。

 

「どうぞのいす」は歌にもなっていて

発表会や音楽劇としても

使われている作品です。

 

絵本に出てくる動物は

うさぎ、ろば、くま、きつね、りす

という5匹の動物です。

それぞれが『何か』をもって

椅子へやってきます。

 

どうぞのいす 絵本のねらい

 

この絵本は「思いやり」

教える絵本だといわれています。

 

人に「どうぞ」をすることは

3歳ぐらいの自我が芽生える頃には

とても教えるのが大変です。

なかなか「どうぞ」をできなくて

お友達と喧嘩したり

怒られたりするのが3歳ぐらいです。

 

その年齢を対象として

「どうぞ」をすることの大切さと

「次の人のことを考える」という

親切さを教えてくれます。

 

どうぞのいす 絵本の感想

 

「ごちそうさま。

どうぞならば えんりょなく いただきましょう。」

「でも からっぽに してしまっては

あとの ひとに おきのどく。」

といった言い回しが繰り返されていて

読んでいてリズミカルな感じと

わかりやすい言葉が

子どもの興味をひきつけます。

 

通販サイトや口コミでも

高評価を得ていて

良かったという親の意見が

たくさん出ています。

私も、この本は実際に持っていて

読み聞かせている一人です。

 

子どもに読み聞かせるときは

「どうぞ」するのは大事だよね、と

言い聞かせながら読んでいくと

より子どもの頭に入るのでは

ないでしょうか。

 

出てくる動物も

なじみのある動物ばかりです。

 

最後にりすさんが栗を置いていき

目を覚ましたロバさんは

ドングリが栗になっていることに

驚きます。

 

不思議に思いながらも

怒るわけでもなくそのまま

栗を持ち帰るという

その結末もまた

ほのぼのしています。

 

どの動物が何を持ってくるかも

子どもにとっては楽しいようです。

 

この椅子が欲しい!という

子どものために

実際に「どうぞのいす」をつくれる

キットや動画も紹介されているので

興味がある子供に

一度作ってみても

いいかもしれませんね。

 

まとめ

 

「どうぞのいす」の

あらすじや対象年齢・作者、

本のねらいや感想を

紹介してきました。

 

いやいや期といわれる

2歳後半から3歳ぐらいに

ぜひ読んでほしい絵本です。

 

どうぞ、がなかなかできない

お子さんに悩んでいる方などは

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 

何か子供なりに感じ取れるものが

ある絵本だと思いますよ。

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