はじめてのおつかい 絵本の読み聞かせのポイントとあらすじ・感想の紹介

「はじめてのおつかい」の絵本では

5歳の女の子がはじめてひとりでお買い物にいきます。

 

読み聞かせのポイントだけでなく、

あらすじや感想とともにその魅力をお伝えします。

 

はじめておつかいに行かせるのは

何歳なら大丈夫なんだろうかと心配ですよね?

 

テレビのように誰かがこっそり見守ってくれる

わけじゃないですし。

 

おつかいに行くドキドキとワクワク、

「頑張って!!」と応援したくなるような

シーンの連続。

 

小さなでも子どもにとっては大きな冒険の

始まりです。

 

さあ、「はじめてのおつかい」の魅力とともに、

絵本のあらすじと、読み聞かせのポイント、

子どもの実際の反応を紹介しますよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

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はじめてのおつかい 絵本の情報

【作 者】筒井 頼子

【 絵 】林 明子

【出 版 社】福音館書店

【大 き さ】20×27cm

【ペ ー ジ 数】32p

【初 版年月日】1977年4月1日

【対 象 年 齢】3歳から

「はじめてのおつかい」絵本のあらすじ

5歳のみいちゃんはママにおつかいを頼まれます。

初めてなのでうれしくて元気にでかけます。

 

前から自転車がやってきてちょっとドキドキ。

塀にぴたっとひっつきます。

 

途中で友達のともちゃんにあって

おつかいに行くことをいうと

ともちゃんはすごくびっくりしたようです。

 

坂道まできて走り出すと、転んでしまいます。

ころんで足が痛かったけど、握っていたお金が

どこかに転がっていったのが気になって

すぐに起き上がります。

 

一生懸命お金を探して見つかるとほっとした様子。

 

お店について誰もいないので、

大きな声で「牛乳ください」といいますが、

誰も出てきません。

そして、自分が思ったよりも大きな声が出ませんでした。

もう一度「牛乳ください」といったけれど、

ちょうど車が通り過ぎて声はかき消されてしまいます。

 

すると、いつの間に後ろに黒い眼鏡をしたおじさんがたっていて、

おじさんが「たばこ」というと、

お店の奥からお店のおばさんがでてきました。

 

おじさんの後に「あのー」と言いかけたのに、

ふとったおばさんがやってきて、パンを買って

お店のおばさんとおしゃべしました。

 

その後で、みいちゃんが「牛乳ください」というと、

ようやくお店のおばさんが気づいてくれました。

「気づかなくてごめんなさい」と謝ってくれました。

 

みいちゃんは急にほっとして、涙がぽろんとこぼれます。

牛乳をもらってお金を渡して走り出すと、

おばさんがお釣りをもって追いかけてきました。

 

お釣りを受け取ってお家に帰ると…

 

「絵本のタイトル」絵本の読み聞かせのコツ

はじめてのおつかいにワクワクして飛び出したみいちゃん。

けれど一人だといつもと景色が違うように感じます。

 

自転車とすれちがうだけで、ドキドキ。

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みいちゃんがドキドキしている様子が

「へいにぴたっとくっつきました」に表れているので、

「ぴたっと」という所を強調するとドキドキ感がでます。

 

その後友達のともちゃんにあっておつかいの話を

しているところは、みいちゃんにとっては自慢です。

 

ともちゃんが「へえ」といって「めをまるくする」

というところは感心したように言うと

みいちゃんがひとりでおつかいしているのが

すごいことなんだ、という感じが出ます。

 

そして、2回目の「へぇ」はもっと大きな声で、

もっと関心したようにゆっくりと「めをまるくしました」

というといいですよ。

 

坂道で転んだ時には「あしもてもじんじん傷みます」と

悲しいけど切羽詰まったように読むと

ケガよりも「お金を落としたことが心配」という気持ちが

表せます。

 

お店につくと誰もいないので

「大きな声で」「牛乳ください」といいますが、

思ったより大きな声がでなかったので、

おおきく深呼吸をして、けれど小さなか細い声で

「牛乳ください」と言いましょう。

 

もう一回、さらにもう一回と「牛乳ください」と

いうたびに大きな声で言いましょう。

だんだんみいちゃんが勇気を出しているのが分かります。

お店のおばさんの方は小さなみいちゃんに気づいたところでは、

ホントに気づかなかったので、優しい声で「ごめんなさいね」

と言います。

 

みいちゃんが牛乳を買っておつりももらわずに走り出し、

おばさんが追いかけているところは、

おばさんは息を切らしてハアハアしながら、

「まって」というとおばさんが一生懸命走ってきたのが

伝わります。

 

「はじめてのおつかい」絵本の感想と子どもの反応

5歳で初めてひとりでおつかいに行くなんて、

はじめのみいちゃんの反応からすごくワクワクしたのが伝わります。

 

そして、元気よく出たものの、お店に行くまでもドキドキし、

着いてからもドキドキし、とっても緊張しているのが伝わります。

 

子どもにとっては大きな冒険なんですよね。

5歳になったら我が家の娘もできるのかな?

なんて心配になりました。

 

小さいながらも、「おつかい」というママの頼みを

必死でやりきろうとしているのがたくましく、

子をもつ親としては心が揺さぶられます。

まだ小さいのに一生懸命がんばっているんですから。

 

子どもだから小さくてお店の人に気づいてもらえなかったり、

初めてだから大きな声がすぐに出せなかったりするのも、

共感できるポイントです。

自分も小さい時に大きな声をだしたり、

ひとりで買い物に行くのはドキドキしたものです。

 

子ども自身も自分と同じくらいの年の子が

ひとりでおつかいしているなんて「すごい」と

感じているようで、自分もおつかいに行きたいと言い出しました。

 

大人にとってはちょっとそこまで買い物に行くというだけですが、

子どもにとっては一人でみる世界はきっと

お母さんと一緒に出掛ける世界とまるで違って見えた

ことでしょう。

 

大冒険ですよね。

 

おかあさんとして「みいちゃんがんばれ」という

応援したい気持ちと、小さい子供が

一生懸命いろんな恐怖と戦いながら、

成長していく姿をみると感動です。

 

そして、ついつい自分のこどもだったら・・・

と子どもとみいちゃんを重ねてみてしまいます。

 

親にとっても子どもにとってわくわくドキドキの

つまつた絵本です。

 

おわりに

赤ちゃんが生まれたからお買い物に行けないお母さんに、

おつかいを頼まれたお姉ちゃん。

 

自分がお姉ちゃんだと自覚しているようで、

一生懸命おつかいをやり遂げようとしているのが、

小さいながらもいろんなことを考えているのだと思うと

胸がきゅっとなります。

 

そして、ひとりで行くことでちょっとたくましくなって

帰ってきます。

 

きっとお母さんもはらはらしながら待っていたんでしょう。

親も子も成長できる出来事を疑似体験できますよ。

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