40年以上読み継がれているロングセラー。
読んでいる大人の方が感動してしまう人が続出。
この記事では、そんな「きょうはなんのひ?」の内容と、
感想、わが家の娘たちの反応を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
きょうはなんのひ 絵本のあらすじ・作者・出版社・対象年齢
きょうはなんのひ あらすじ
まみこが学校に行く前に玄関でお母さんに言います。
「今日は何の日だかしってるの?
しーらないのしらないの、
しらなきゃ 階段 三段目」
お母さんが階段の三段目を見に行くと、
そこには赤い紐を結んだ手紙がありました。
そして、その手紙にはケーキの箱を見るように
書いてあります。
ケーキの箱を見るとまた手紙があり、
玄関の傘立ての中を見るようにかいてあります。
こうして、手紙はどんどん続き、
手紙の場所はちょっと謎解きになっていたり、
お父さんにも関係していたり、
そして最後に素敵なプレゼントが…
誰もが心温まる、優しい家族が見えてくるお話です。
きょうはなんのひ 絵本の情報
【作 者】 瀬田 貞二
【 絵 】 林 明子
【出 版 社】 福音館書店
【大 き さ】 25×21cm
【ペ ー ジ 数】 32p
【初版年月日】 1979年8月10日
【対 象 年 齢】 5歳から
きょぅはなんのひ? 絵本の感想と反応
この絵本のことはもうすぐ50になろうかという
私もよく覚えています。
確か、小学生の頃にどういうわけか、
近所のおばちゃんに頂きました。
これを読んで子どもながらに、
なんてすごいアイデアなんだろう!!
と思ったのを今でも覚えています。
そして、皆さんがやってるように、
私もこの手紙をまねてやりました。
やっぱり、一度はやりたくなりますよね~。
そして、大人になって私が子どもに読み聞かせる
ことになりました。
幼児教育のセットを購入した時に
この絵本が入っていたんです。
すぐに「懐かしー」と思い出しました。
はじめて子どもに読んだのはもう、10年以上も前、
その時も、そして今でもやっぱり
いい絵本だなーと思うのです。
それは、まみこがお父さんとお母さんが
大好きだという気持ちが伝わるのと、
素敵なアイデアに感心するのと、
まみこの手紙を楽しんでいるお母さん、
優しく見守るお父さん。
温かい家庭そのものがここにあります。
家族の幸せの時間っていう感じです。
読んでいるととっても温かい気持ちになります。
子どもたちはまみこちゃんがあちこちに手紙を
隠しているのが面白いようでした。
手紙探しゲームのように感じたんでしょう。
そして、まみこちゃんのように沢山ではないし、
手紙を集めるとある文が出てくる、
という仕掛けもなかったけど、
手紙探しゲームと言った感じで
あちこちに手紙を置く、というのをしてました。
一緒にすると楽しいです。
そして、あとから思い出しても、
「あの時、楽しかったなぁ」と
数年たっても思い出せます。
そんな幸せな時間もくれる絵本です。
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おわりに
これを読んだほとんどの人が、
心温まるいい絵本だと言い、
最初は図書館で借りたりしますが、
結局手元に置いておきたくなって買う人続出。
それだけ、読んでいる方も、聞いている子どもも
心が動くいい絵本です。
これはぜひ、手に取って一度は読んでいただきたいと
自信をもっておすすめできる絵本です。
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