まんげつのよるまでまちなさい あらすじと読み聞かせのポイントと感想

何かをするとき、したい時、「待つ」って

なかなか大変ですよね?

子どもはとくに「待ちきれない」ものです。

そんな「待つ」ということを教えてくれる絵本。

 

この記事では、この「まんげつのよるまでまちなさい」

のあらすじと、読み聞かせのポイント、わが家の娘たちの

実際の反応を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

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まんげつのよるまでまちなさい 絵本のあらすじ・作者・出版社・対象年齢

まんげつのよるまでまちなさい あらすじ

あらいぐまの男の子がいました。

男の子は「夜」を見たいと思っていました。

 

そこで、お母さんに「夜が見たい」と言います。

でも、お母さんは「満月になるまで待ちなさい」

といいます。

男の子はお母さんに言われたとおりに待ちます。

 

でも、風が吹く音、小枝の音、鳥が飛んでいく音、

フクロウの鳴き声などが聞こえてきます。

すると男の子はお母さんに言います。

「ふくろうに会いたい」

そして、お母さんはまた「満月になるまで待ちなさい」

と言います。

 

そして次の日、夜に帰ってきたお母さんに、

「どのくらい暗い?」

「夜ってどのくらい大きいの?」

と聞くけどやっぱり答えは

「満月になるまで待ちなさい」

 

男のはお母さんのいいつけを守って

夜を見に外にはいかないけれど、

聞きたいことが山ほど出てきます。

お母さんは優しい「うた」で答えます。

 

それでもとうとう男の子は待ちくたびれて

お母さんに「夜を見に行く」と

きっばりといいます。

 

そして、なんとその日はちょうど「満月」だったんです。

 

まんげつのよるまでまちなさい 絵本の情報

【作          者】 マーガレット・ワイズ・ブラウン

【       絵      】 ガース・ウイリアムズ

【       訳      】 まつおか きょうこ

【出   版   社】 ペンギン社

【大   き   さ】 25.7×20.9cm

【ペ ー ジ 数】 36p

【初版年月日】 1978年7月

【対 象 年 齢】 3歳から

 

まんげつのよるまでまちなさい 絵本の読み聞かせのポイントやコツ

夜が見たい男の子が何日も何回も

お母さんに「夜を見に行きたい」と言います。

そして、「夜」ってどんな感じかいくつも質問します。

 

その時にお母さんは優しく「うた」をうたいます。

優しくてリズミカルな言葉で書かれてあるので、

歌を歌うように読むといいですよ。

 

そして、男の子が今日こそ夜を見に行くといった

その日がちょうど満月だったので

お母さんが「さあ、いっといで!」といいますが、

ここはずいぶん辛抱強くまった男の子に

背中を押すようにいってきなさいという所で、

文字も太字で少し大きくなっているので、

少し大きめの声で力をこめて言うと、

勢いよく「送り出す」という感じが出ますよ^^

 

まんげつのよるまでまちなさい 絵本の感想と子供たちの反応

夜が見たくて男の子が何日も何回も

お母さんに「夜が見たい」と言っては、

「満月の夜までまちなさい」を繰り返されます。

 

それが、また?また?と子供たちは面白かったようです。

何回お母さんに「満月になるまで待ちなさい」と言われても、

何回も何回も「夜を見に行きたい」というのだから、

諦めないなぁ…と思ったんです。

 

「だめ」と言われると人間でも余計見たくなりますよね?

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あらいぐまの男の子もだめと言われると

夜の世界がどんなだか余計気になるようです。

 

お母さんを質問攻めにするあたり、

もうそれはまるで人間の子供たちとおんなじ。

 

特にお母さんが夜の「外はとても暗いのよ」

と言った時に「どのくらい暗いの?」と聞くところ、

あー、子供ってこういう「答えにくいこと」聞いてくるよなぁ。

って私は思いました。

 

どのくらい暗いかって?

その暗さを知らない子にどのくらいって難しいですよね?

しかも、まだいろんなことを知らなくて、

何かに例えて教えるのも難しい年ごろ。

「満月になるまで待ちなさい」というお母さんは、

「見れば分かるわよ」と言っているようで、

そうそう!!本物をみなきゃ分からないよね?

という私の日常にもあるやりとりでした。

 

そして、ちょうどいい時までずーっと男の子は

待たされ続けます。

 

子どもにとってはちょっとの間も長い間で、

例えば、「絵本読んでー。」

「ちょっと待ってね。ごはん作ってるから」とか、

 

「お菓子食べたい」

「3時までもうちょっと」とか、

 

「公園に行きたい」

「洗濯物干してからね」とか、

まあ、日常的に何かしら子供は待っています。

 

でも、最初はなかなか待てない子供たちも、

待つことに慣れてくるのか、

心が成長しているのか、ちゃんと「待てる」

ようになります。

 

そして、この本では待ちきれなくなった時が、

ちょうど「もう待たなくていい時期」になっています。

子どもの成長がちょうどいい時になるまで

待っていたということでしょう。

 

待ちきれなくなったその日がちょうど満月で

やっと夜を見られた日、我が家の子供たちも

よかったねーという思いでした。

そして、その夜の日だけカラーで描かれているので

男の子が見た世界がすごい明るいんだね

と言っていました。

まんげつのよるまでまちなさい

おわりに

子どもがやりたいことをちょうどいい時まで

「待つ」というお話ですが、

待っている間には期待も膨らむし、

想像も膨らむし楽しい時間でもあります。

 

でも、子育てをしている親にとっても

待つことが大事でこれが結構大変だったりします。

 

速く出かけたいのに、自分で靴を履くと言ってきかない。

けれど、それを待っていたらものすごく時間がかかる。

あー、イライラ・・・

なんてありがちですよね?

 

でも、大人も待ってみるとその後の時間というのは

実に子育てが「楽」になります。

 

私も子供が2歳くらいの時、自分で靴を履くだけで

10分くらいかかってたでしょうか。

心の中では「あー私が履かせた方が絶対早い」

と思っていました。

実際、そうなんですけど。

 

でも、それを我慢して自分で履くのをひたすら

「待つ」をしていました。

 

そうすると、いつの間にか自分でちゃんと

履けるようになります。

 

そういうことを繰り返していると、

気が付くと手がかからない子になります。

なんでもちゃんと自分でできる子に。

 

小学生になっても、お母さんが服を選んで

着せてあげないと学校にいけないなんて、

手間がかかると思いませんか?

 

2歳、3歳のころに頑張って「待つ」をしていると、

幼稚園に行く頃には自分で服を選んで、

自分で着替えていけるようになります。

 

小1の時も明日の時間割を手伝ったのは、

最初の一週間だけ。

後は一人でできるようになりました。

 

大人にとっても「待つ」って大事な時間なんですよ。

のちのちのために。

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