なくしたものみつけた 五味太郎絵本のあらすじと読み聞かせ方 大人になっても味わい深い

五味太郎さんの「なくしたものみつけた」は、

裏の原っぱで遊んでいた男の子が

ラジコンのショベルカーで掘ってみると

自分がなくしたものを見つけます。

 

そこからどんどん掘ってみると、いろんなものが出てきて…

1歳から楽しめますが、大きくなって自分で読んでも、

読み聞かせている大人にとってもいい絵本です。

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なくしたものみつけた 絵本の情報

【タ  イ  ト  ル】 なくしたものみつけた

【作         者】 五味太郎

【    絵    】 五味太郎

【出     版      社】 サンリード、偕成社

【大     き      さ】 28.2×21.4cm

【ペ   ー   ジ  数】32p

【初 版 年 月 日】 1984年1月

【おすすめ時期】 1歳から(公式には5歳から)

 

なくしたものみつけた 五味太郎絵本のあらすじ


男の子が裏のはらっぱに行って、

ラジコンのショベルカーで掘り始めます。

 

すると、昨日なくしたスコップがみつかります。

スコップ

 

今度はそのスコップでさらに掘り進めると、

夏になくした帽子を見つけました。

 

また掘り進めるとこんどは春になくしたボール、

冬に亡くした手袋を見つけました。

 

もうおわかりでしょうか?

掘り進めるうちに時をさかのぼっていきます。

そして、その時の思い出のものがでて来ます。

懐かしいものを見つけた後には、

ついうとうと…

 

そしてはっと目を覚まして…

 

なくしたものみつけた 絵本の読み方

なくしたもの みつけた

というセリフが何度も出てきます。

 

ただ、時は昨日だったり夏だったり、春だったり、

去年だったり。

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男の子の生きてきた時間をさかのぼるように、

なくしたものを見つけていきます。

 

なくしたものが見つかってうれしい声、

なんだこれ?のようなものを見つけた時の声、

言葉が繰り返しになるところほど、

あえて同じ調子で読んでみたり、

口調を変えて読みで見たりすると面白いです。

 

なくしたものみつけた 絵本の感想

五味太郎さんの絵はいつものように単純で

形を認識しやすく、子供もすぐに覚えてしまいます。

 

あ、あの五味太郎の本だと。

我が家の子供たちが最初に出会ったのは

「きんぎょがにげた」でした。

 

あの時は探し絵として大好きでした。

今度は掘るたびに前になくしてたものが

どんどんでてきて、それが面白かったりします。

 

時をさかのぼるほど深くほっていき、

それはまるで記憶の旅をしているようです。

 

こどもにとっては、へんなものって思えるものだったり、

つまらないものだったりするものが、

読んでいる大人にとっては、

あー、懐かしい、あの時あんなに小さかったな、

あんなだったな、と思えるものだったりします。

 

でも、赤ちゃんの頃のベビーベッドは

「なつかしいもの」と言っています。

 

きっと記憶にはないだろうけど、

そこで寝ていたことを心で感じ取っているのでしょうか。

赤ちゃん時代の安心できる場所、というところでしょうか。

 

我が家はベビーベッドを使わなかったので、

お母さんと一緒にねたお布団、ということになるんですけど。

 

穴を掘って疲れたからか、

夢の中で思い出を振り返っているのか、

いつの間にか寝てしまいます。

 

あー、それもありそうな場面。

 

そして、ふと起きて「忘れてた!」と思い出します。

今遊んでいたあのおもちゃをなくしたんじゃないかと。

 

そして、今大事にしているおもちゃがあってよかった!

となるんですが、そこも子供らしいかと。

 

見つけた懐かしいものを持って帰るわけでもないし。

思い出は思い出、安心できるところは、

昔のそこにある、ということかな?

 

子供にとっては、掘っていくほど何がでてくるかが

楽しみ、といった感じです。

 

最初に読んだときは、そんなに掘ったら埋まっちゃうよ、

と超現実的なことを考えてた私です。

どんだけ深く掘って埋めたの?とか。

 

でもきっと掘っているのは原っぱの土じゃなくて、

思い出すきっかけになったのが裏の原っぱだっただけで、

ホントは記憶の中で掘っていたのかなーなんて、

今頃思います。

 

子供は読み始めた1歳の頃はただなにかがでてくるのが

面白くて、最後にあわててラジコンを探しに行くのが

面白くて…といった感じでしたが、

少し大きくなって、幼稚園くらいだったかな、

「なくしすぎやろ」とか思っていたみたいです。

 

大人になって読んでみても、違ったとらえ方ができて、

ちょっとジーンとしたりしていい絵本です。

 

誰しも忘れていてもずーっと前に大事なものを持っていて

それを何かのきっかけで楽しかったこと、

うれしかったこと、幸せだったことの記憶を思い出すのかもしれないですよね。

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