「おいしいおと」絵本のあらすじと読み聞かせのコツ、感想と子どもたちの反応

おいしいおと、絵本のあらすじ気になりますよね?

「マツコの知らない世界 読み聞かせ絵本の世界」で

紹介された8冊の絵本のうちの1冊です。

 

作者は三宮麻由子さんで福音館書店から出版され、

楽天でも購入できる絵本です。

 

ここでは、あらすじの他にも対象年齢や読み聞かせのコツなどもまとめましたよ。

 

この絵本は「食育」という言葉が定着してかなり経ちましたが、

食育にもぴったりの絵本です。

 

子どもがご飯をおいしく食べてくれる様子を見ていると、

親としてとてもうれしいものですよね?

 

食べることに興味を示してくれるかというのは、

子育ての中でもかなりの関心事です。

そんな食育にふさわしい絵本なんです。

 

この記事では、この「おいしいおと」のあらすじと、

読み聞かせのコツ、子どもの実際の反応を紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

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おいしいおと絵本の情報

【作 者】三宮 麻由子

【 絵 】ふくしま あきえ

【出 版 社】福音館書店

【大 き さ】21cm×24cm

【ペ ー ジ 数】24p

【初 版年月日】2008年12月

【対 象 年 齢】3歳から

 

「おいしいおと」絵本のあらすじ

春巻きやレタス、ミニトマトにウインナーと

食感豊かな食べ物がたくさん出てきます。

食べている時って、どんな音がするかな?

 

ごはんやみそ汁を食べる時、あなたならどんな音で表現します?

どのページもきっとあなたが思っているのと

違う音で表現されています。

 

それがとても不思議で、でも、何度も読んでいると、

そういえばそう聞こえるかも?!

 

となります。

 

不思議な音の表現で、でも確実に

子どもたちを食べ物の世界へ連れていってくれる絵本です。

こどもの表現力もきっと豊かにしてくれます。

 

「おいしいおと」絵本の読み聞かせのポイント

 

春巻きやほうれん草のおひたしなど、

登場する食べ物が、幼児食が終わってからのものなので、

対象年齢が比較的高めの3歳からとなっています。

 

「もぐもぐ」や「ぱっくん」といった

典型的な擬音ではなく、

「ズックズック」や「ムッチムッチ」といった

かなり具体的に再現された擬音ですよ。

 

リアリティがあるので、

一緒に食べるマネをしてあげると、喜んでくれます。

 

絵本のイラストをつまんで、

お子さんにあげてみるのもおもしろいですよ。

 

乳幼児期のお子さんは、

ママやパパと同じことをするのが大好き。

こうした絵本の読み聞かせを通じて、

食べることが大好きなお子さんになってほしいですね。

 

絵本に出てくるものが食べられる年ごろだったら、

ご飯の時に絵本の擬音語をマネしていってみると

子どもも喜んでくれます。

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「おいしいおと」絵本の感想と子どもたちの反応

青いチェックのテーブルクロスと

おいしそうな料理のイラストに惹かれて

手に取ってみました。

 

最初に読んだ時は、

読み慣れない擬音語に少し違和感がありました。

しかし、子どもはこうしたリアルな擬音が

けっこう大好きなようですね。

何度か読んでいると、

ケラケラ笑いながら聞いていることもありました。

かく言う私も、今ではこの絵本が好きです。

 

わが家の場合は、図書館で借りて読むのですが、

ときどき思い出したように

「借りてきて」と何度か頼まれました。

 

食事でわかめの味噌汁を出すたびに、

「ピララル」と言って笑う様子は

呆れてしまいつつも可愛いと感じてしまいます。

 

作者の三宮麻由子さんについて調べてみると、

幼いころに視力を失ったそうです。

リアリティがありながらもユーモアあふれる擬音は、

三宮さんだからこそ生まれたものなのかもしれませんね。

 

人気の絵本ということで、

ネットでの感想を調べてみました。

 

・わかめの味噌汁が苦手だった子どもが、この絵本をキッカケに食べられるようになった

・読んであげると、子どもが絵に手を伸ばして食べようとしていた

・「あぁおいしい」という繰り返しのおかげで、子どももおいしいと言ってくれるようになった

 

おいしそうなイラストと独特の擬音で、

食事への興味を示すようになったお子さんが多いようでした。

 

食べ物をテーマにしている絵本はたくさんありますが、

咀嚼音という角度から触れていく、貴重な絵本ですね。

 

おわりに

「マツコの知らない世界 読み聞かせ絵本の世界」

でも紹介されたおすすめの読み聞かせ絵本。

 

私は福音館書店の絵本が好きなので

ここからからでているので間違いなくいい絵本!!

と言い切れます。

 

文章らしい文章は控えめで、

食べている音を中心に進んでいく「おいしいおと」。

 

ユニークな擬音に、戸惑う親御さんが多いかもしれませんが、

お子さんの顔を見てみると、

キラキラした目で本を見ていることでしょう。

 

視力を失った作者だからこそ、

感じる食感が楽しい絵本です。

 

大人の私たちも、

食べるときの音を意識してみたくなりますよ。

 

ほうれん草やトマトなど、

お子さんの中には苦手に感じるものもありますが、

この絵本をキッカケに興味を持ってくれそうです。

 

表紙のおいしそうなイラストが目を惹くステキな絵本。

食べるのが大好きなお子さんや、

嫌いな物をなかなか食べてくれないお子さんにも

おすすめしたい一冊です。

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