おこだでませんように 内容と絵本の読み聞かせのコツ、感想

 

幼稚園や保育園、小学校など、

集団生活の中にいると、いろいろなお子さんと出会いますよね。

その中でどうしても目立ってしまうあの子。

そんなお子さんの胸の内が分かるような絵本がありました。

 

この記事では、この「おこだでませんように」のあらすじと、

読み聞かせのポイント、子どもの実際の反応を紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

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「おこだでませんように」絵本のあらすじ・作者・出版社・対象年齢

「おこだでませんように」のあらすじ

 

ぼくはいつも、怒られてばっかり。

妹を泣かせてはおかあちゃんに怒られ、

友達に手を出しては、先生に怒られる。

 

だから、七夕の短冊にこう書いた。

「おこだでませんように」

 

クラスで必ず1人はいたような、

いつも怒られている男の子の気持ちが

力強いイラストとともに描かれた絵本です。

 

「おこだでませんように」絵本の情報・作者・出版社・対象年齢

【作者】くすのき しげのり

【絵】石井 聖岳

【出版社】小学館

【大きさ】20.6cm×23.3cm

【ページ数】32ページ

【初版年月日】2008年6月

【対象年齢】6歳~

 

「おこだでませんように」絵本の読み聞かせのポイントやコツ

この絵本の特徴の一つは、終始関西の言葉で書かれているところです。

関東から東の地域に住んでいる方にとっては、

なじみが薄いかもしれませんが、

そのままいつものイントネーションで読んでしまって大丈夫です。

 

ちなみに、関東生まれ関東育ちの私が読み聞かせても、

子どもたちはすんなりとお話が入ってきたようでした。

 

そして、物語は主人公の「ぼく」の目線で進んでいきます。

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「ぼく」になった気持ちで読んでいくと、

お子さんも絵本にのめりこんで見てくれますよ。

 

「ぼく」になりきってみたり、

身近にいる「ぼく」のような男の子になりきってもいいですね。

なりきって読んでみると、こういった男の子の気持ちが

わかるようになるかもしれません。

 

「おこだでませんように」絵本の感想と子供の反応

 

いかにも男の子が主人公の絵本といった、

リアルなイラストの絵本です。

 

年長クラスの幼児さんから読めますが、

小学生くらいの子どもほうが

主人公に感情移入して見入ってくれます。

 

この絵本に出会った時、

「おこだって何だろう」と思っていました。

しかし、読み進めていくと主人公のぼくに対して

愛おしいという気持ちになってきました。

 

「ぼく」が怒られるようなことをしてしまうのは、

実はちゃんと理由がありました。

でも、黙って耐えて怒られているのです。

 

おかあちゃんや先生を、

これ以上ヒートアップさせないために、

ぼくなりに気を遣っているのですよね。

 

言いたいことは山ほどあるけど、

大人は目の前で起こったことや手を出したことしか

見てくれない。

 

そんな子供の声が聞こえてきそうで、

親として読んでいて、最後はハッとさせられました。

 

特に、お友達がサッカーに入れてあげないことは、

どちらかというと、お友達にも非がありますよね。

 

この絵本の主人公は男の子ですが、

「ぼく」のような性格の女の子に出会うこともあるでしょう。

また、「ぼく」のような性格の男の子がよくわからないと感じる

女の子の親御さんもいるはずです。

 

そういったご家庭の方にもぜひ、

読んでもらいたい一冊だと思います。

 

たしかに、お子さんの数だけ性格が違うので、

目立ってしまうお子さん全てが

この「ぼく」のような子ばかりではありません。

 

しかし、一つの例として、

こうやって考えている男の子もいるということや、

生まれてから悪い子という子は一人もいないことを

教えてあげられるのではないかと思いました。

 

おわりに

 

不思議なタイトルの「おこだでませんように」。

小学生低学年までのお子さんにありがちな、

可愛らしい書き間違えがそのままタイトルになった絵本は、

ついガミガミ怒ってしまう大人がハッと気づかされるお話でした。

 

いつも怒られるようなことをしている子の中には、

こうして考えて悩んでいる子もいるという、

大人への気づきの内容も含まれていました。

 

時折子ども向きではないという厳しい口コミもありますが、

こうした切り口の絵本があってもいいと思います。

ぜひ手に取ってみてくださいね。

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