しんごうきピコリを読み聞かせてみる前に、
こちらであらすじや絵本の対象年齢など
をまとめたので、まずは内容を見ませんか?
しんごうきピコリはお散歩していると見かける信号機が
表紙になった楽しい絵本なんです。
表情豊かなしんごうきたち。
どんなお話か、気になりますね。
この記事では、この「しんごうきピコリ」のあらすじと、
読み聞かせのコツ、子どもの実際の反応を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
しんごうきピコリ 絵本の情報
【作 者】ザ・キャビンカンパニー
【 絵 】ザ・キャビンカンパニー
【出 版 社】あかね書房
【大 き さ】A4横版
【ペ ー ジ 数】34p
【初 版年月日】2017年4月
【対 象 年 齢】3歳から
「しんごうきピコリ」絵本のあらすじ
パトカーくんがしんごうきの色について教えてくれますよ。
あおはすすめで、あかはとまれ。
あれ?ピンクの時はどうするのかな?
えっ!こんどはきみどりになっちゃった!
どんどん思いもよらない展開になって、
絵本の世界にぐいぐいひきこまれますよ。
カラフルな車たちと、
どことなく異国情緒ある街並みのイラストも魅力的な一冊です。
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「しんごうきピコリ」絵本の読み聞かせのコツ
よくある交通ルールを教える絵本とはひと味違う、
ユニークな絵本です。
大人の方でも曖昧になりがちな黄色の定義も、
パトカーくんが教えてくれますよ。
「しんごうきピコリ」というタイトルなので、
ピコリ!という部分に子どもの興味を惹かせてあげるのがポイントです。
効果音が多いので、読んでいる親御さんも一緒になって楽しめるでしょう。
楽しそうに読んであげてくださいね。
文章の量は比較的少なく、イラストのスペースが広く取られています。
絵本に飽きてしまいがちの幼児さんでも、
ページが早めに進んでいく点では見やすいと思います。
読み聞かせてあげてから
「赤はどうするんだっけ?」
「じゃあ黄色は?」などと、
信号機クイズを出してあげるのもいいですね。
交通ルールについての意識をさせつつ、
楽しく読める絵本です。
「しんごうきピコリ」絵本の感想と子どもの反応
ただの信号についての絵本かと思いきや、
ピンクや黄緑の信号まで出てくる、
ユニークたっぷりの絵本ですね。
まさか車がオレンジジュースを飲む展開なんて
誰が予測したでしょうか(笑)
全部で7色になった信号機が
虹のように見えるのもいいですね。
この絵本は、幼児さんから小学生まで読まれていますが、
小学生にも受けが良い理由がとてもわかりました。
小学校の図書室にも一冊ほしいです。
最後にしっかりパトカーくんが締めてくれているのが、
アクセントになっているように感じました。
作者のザ・キャビンカンパニーは、
男女2人のユニットです。
「しんごうきピコリ」以外にも「だいおういかのいかたろう」など、
ユニークな内容と個性的なイラストの融合で、
おもしろい絵本をたくさん出しています。
私の知り合いも子どもたちに読み聞かせてみましたが、
ケラケラ笑いながら見ていたそうです。
何度か読んでいると、
「つぎはむらさきだ!」などと、予想を始めることもありました。
ここでいくつか、口コミも挙げておきますね。
・息子が「もう一回読んで!」とせがんできます。
・この絵本を読んでから「ピコリが青になった」と言ってくれるようになりました
・どこか懐かしさがあるイラストが気になって手に取りました。
お子さんの反応がとても良い絵本のようです。
また、大人の方も、このイラストの世界観が好きな方が多くいますね。
親御さんの中には、
実際の信号機にない色に対する違和感を覚える方もいますが、
お子さんがハマる絵本を探している方にはピッタリといえそうです。
幼児さんのいるご家庭へのプレゼントにも喜ばれそうな一冊です。
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おわりに
信号機の表情がおもしろい「しんごうきピコリ」。
信号機のルールを教えてあげながら、
カラフルな信号で展開されていくお話がとてもユニークです。
最後は、虹色になる信号機の世界に
子どもたちは惹きこまれていくでしょう。
最後にパトカーくんが、
信号機の色を見て交通ルールを守ろうと呼びかけていることで、
この絵本に伝えたいことが詰まっているように感じました。
表紙に興味を示したお子さんに、
ぜひ読み聞かせてみてくださいね!
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