たろうのおでかけ 絵本のあらすじと対象年齢・感想を紹介

たろうのおでかけはロングセラーの定番絵本。

男の子も女の子もわくわくするおでかけの話です。

 

動物たちと一緒におでかけするところや

急いでいても交通ルールを守って

いくところ、お店や自動車や街の風景が

ちょっとした冒険を楽しくさせます。

 

そんな「たろうのおでかけ」について

あらすじや対象年齢、感想などを紹介します。

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たろうのおでかけ 絵本のあらすじ

ある日曜日。

たろうは仲良しのまみちゃんのお誕生日のお祝いにでかけます。

すみれの花とアイスクリームをもって、さあ出発!!

お出かけのおともは犬と猫とあひるとにわとり。

 

たろうはうれしくってぴょこぴょこはねます。

それをマネして犬たちもぴょこぴょこ。

するとお母さんに、「けがをするからふざけちゃだめ」と言われます。

たろうたちは「つまらない」と言いながらも、

お母さんの言う通りにふざけずに歩いていきます。

 

お店がたくさんあるとおりに来ると

たろうは走り出します。

もちろん、お供の犬たちも…

すると、前からオート三輪に乗ったおじさんが来て、

「けがをするから走ったらだめ」と言います。

 

たろうたちは「急いでるから」「うれしいから」

「アイスクリームが溶けちゃうから」と言いますが、

それでもダメと言われて、ケガをするのは嫌なので、

走らずにいきます。

 

今度は、幼稚園に通う道にでます。

ガソリンスタンドや消防車があって、

大きな車が行きかう大通りに出ます。

交差点で信号が黄色になっているので、

急いで渡ろうとします。

 

すると、おまわりさんがやってきて、

「今渡ったらだめ」と言います。

 

たろうたちは「急いでいるの」

「アイスクリームが溶けちゃう」と言いますが、

黄色で渡るとケガをするからダメと言われ、

つまらないけど、ケガは嫌なので

信号が青になるまでまちます。

 

次は幼稚園のあるとおりにでます。

まみちゃんの家までもう少し!

 

車や自転車が通る道だけれど、

もうすぐなので、車の通っている道を歩き出します。

すると郵便屋さんに「横断歩道をわたりなさい」

と言われます。

 

たろうたちは「急いでいる」というけれど、

ケガをするからダメと言われ、

つまらないけれどケガをするのも嫌なので

横断歩道をわたります。

 

ようやく原っぱに出てまみちゃんのうちが見えます。

危ないところがないので、

今度は思いっきりかけていきます。

 

たろうのおでかけ 作者・対象年齢・シリーズ

【作          者】 村山けいこ

【       絵      】 堀内誠一

【出   版   社】    福音館書店

【対 象 年 齢】 2歳から

【ペ ー ジ 数】 28p

【サ   イ   ズ】 20×27cm

【初版年月日】 1966年7月1日

【シ リ ー ズ】 たろうのともだち・たろうのひっこし

 

対象年齢は読み聞かせるなら3歳から、

一人で読むなら小学校初級むきとなっています。

でも、1歳や2歳でも読み聞かせると楽しそうにします。

 

我が家では2歳ころに読み聞かせました。

 

また、シリーズではありませんが、

こどものとも50周年記念に出版された

「こんにちはおてがみです」があります。

 

こちらには人気絵本の主人公10人からの

手紙が入っていてそのなかにこの「たろう」からの

お手紙があります。

手紙とお話がつながっていてこちらも読むと面白いです。

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たろうのおでかけ 絵本の感想

 

交通ルールを学ぶ絵本、しつけ絵本としてとらえている人が

多いこの絵本ですが、私自身はそんなに交通ルールを教える!!

と思って読み聞かせたわけではありません。

 

一人で(といっても動物たちがついてくるので独りぼっちでは

ないけれど)おでかけするまでの間に、

危ないからダメと色々な大人に注意されるけれど、

それでも仲良しお友達の所へ、危ないことに気を付けて

行きます。

 

小さな子供が道路を走ってたら、

やっぱり大人は「危ないからダメ」って言いますよね?

そしたらきっとこどもは「なんで?つまんない」って

思うでしょう。

 

楽しいことを制限されるのは嫌ですもんね。

 

親子のお出かけのあるあるが描かれているように思いました。

つないでいた手をはなして「ぱっ」と駆け出してしまう子供。

 

興味があるものが見えると、

車が来ていたり、自転車が通っているのも気づかない。

でも、車や自転車に気を付け、

道路を渡る時は横断歩道を通り、

信号は青になってからわたる。

 

窮屈なルールかも知れないけれど、

ごくごく当たり前のことです。

 

お母さんとのお出かけでは全部お母さんに注意されるけれど、

絵本では、お母さん以外にも、郵便屋さん、おまわりさんなど

社会の大人に注されます。

 

今の社会では他人に「ダメ」なんて注意されることは

ほぼないけれど、絵本の中でたろうは

色んな大人たちに注意されます。

 

ですが、これは社会のみんながこどもを「守ってくれている」

ということです。

 

窮屈なようで実は安心できる社会。

昔のいい社会ですよね~。

 

現代は叱ってくれるご近所さんなんて少ないので、

親がしっかり教えてあげないと…

 

でも、「教える!!」というつもりで読むとつまらないので、

楽しく読んで実際にお出かけの時に

「たろうも横断歩道わたってたね」

「信号は青になってから渡ろう!!」

などというのがいいかな。

 

ルールをちゃんと知ってるというのは、

子どもにとっても実は得意になれます。

子どもの方が正しいことをちゃんと守ろうとしたり。

長女が小学生のころまでは、

ルールをちゃんと守るし、守らないお友達にも注意したり。

 

大きくなると正しいことでも他人に注意するのは

時と場合による、というのを覚えたようですが…

 

長女は未だにそういったルールを自分で守ります。

大人だと、車が来てなかったら赤でも渡る人いますよね?

黄色信号が点滅していても、走って渡ったりしますよね?

横断歩道がないところでも、車がいないのを見たらさっと

渡ったり…

 

私も時々やっちゃいます(;^_^A

でも、長女に言われるんです。

「ちゃんとルールは守らんと」って。

 

最初に正しいことをきちんと学んだ子は

それを「窮屈」とは思わないようですよ。

 

 

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