てん 絵本の内容と感想

 

子供がやること、書いたことなど、

どう受け止めていますか?

 

大人の常識に合わせて否定したり、

正そうとしていませんか?

 

この絵本は絵を描くのが苦手だった少女が

先生の言葉をきっかけに変わっていく様子が

描かれています。

 

作者のピーター・レイノルズさんはこの絵本について

「自分自身を表現する勇気を応援するもの…」

と語っています。

 

2004年に日本に紹介され、

全国紙の書評に載るなど評判になったロングセラー。

 

幼児から小学校低学年でも読めるお話ですが、

子供と関わる大人にもおすすめの1冊です。

 

この記事では、この「てん」のあらすじと、

読み聞かせのポイント、子どもの実際の反応を紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

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「てん」絵本のあらすじ・作者・出版社・対象年齢

「てん」のあらすじ

ワシテというおんなのこは絵を描くのが大嫌い。

書くこと自体をボイコットしていて、

口先だけの言葉は彼女の心には響きません。

 

「何もかけない」というワシテに

先生は「何かしるしをつけてみて」と言います。

 

先生に言われて、苦しまぎれに描いたのは、一つの「てん」。

その小さな「てん」に隠された大きな意味を

知ったワシテは変わり始めます。

 

次から次へと「てん」だけを書き続けるワシテ。

小さな「てん」の絵はすてきな「てん」の絵になっていきます。

そして、最後に登場する少年にワシテが贈る最高の言葉…。

 

水彩絵の具と紅茶で描かれた美しい絵本であり、

図画嫌いを勇気づける楽しい絵本です。

 

「てん」絵本の情報

【作者】ピーター・レイノルズ

【絵】ピーター・レイノルズ

【出版社】あすなろ書房

【大きさ】20×21cm

【ページ数】32ページ

【初版年月日】2004年1月

【対象年齢】幼児~小学校低学年

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「てん」絵本の読み聞かせのポイントやコツ

小さな子供に向けて読むときは、

先生の言葉の読み方とワシテの言葉の読み方に

変化をつけて読みましょう。

 

物語に最後に男の子とワシテが話しをしていますが、

男の子と話しているワシテは変わっています。

 

物語はワシテが少しずつ変わっていく

様子が描かれているのでワシテの気持ちを

イメージしながら読み進めていきましょう。

 

文字数は少なく、短いお話しですが、

一つ一つの言葉に間をあけてゆっくりと読むのが

ポイントです。

 

「てん」絵本の感想と子どもの反応

絵なんて描けない!と言っているワシテに

先生は「何か絵をかいて」とは言わず

「何かしるしをかいてみて」といいます。

 

「絵はかけないけどしるしならかける」といったワシテ。

先生の声掛けがいいなと思いました。

 

できないことや苦手なことをやらせるのではなく、

「やってみよう」「それならできる」

と思わせている言葉に考えさせられるものがありました。

 

ワシテはひとつのことがきっかけで、

嫌いだったことをやるようになっていきます。

 

子供は周りの人の言葉で変われるし、

大人は自分の考えを押し付けてはいけないな

と気づかされました。

 

子育ての中で、他の子どもと比べてしまったり、

親の価値観で子供を評価してしまうことがありますが、

この絵本に出てくる先生のように、

子供のしたこと、書いたことをそ

のまま受け止めながら子供の自信や、

やってみたい気持ちをのばしてあげたいなと思います。

 

一緒に読んでいた子供は、

ワシテが次々に色々な色の「てん」を書いていく場面に

惹きつけられているようでした。

 

幼稚園や学校などでも、こんな先生に出会えたらいいなと思います。

 

良い心がけだと分かっていても、

実践するのは難しく、忘れてしまうので、

時々読み返すと思い出せて、子供との接し方も

変化が現れると思います。

おわりに

 

水彩絵の具と紅茶で描かれた、色とりどりの絵本です。

苦手なこと、嫌いなことは誰にでもあるでしょう。

 

そんな時にどんな言葉をかけたらいいのか?

子供はどんな可能性を持っているのか?

 

大切なことを教えてくれると思います。

是非親子で一緒に読んでみてください。

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