ともだちや 絵本 あらすじ・読み聞かせのポイント・対象年齢

個性的な文体の世界観が読みやすくてひきこまれる

内田麟太郎さんと和洋両方の味を併せ持つ

独特の画風、降矢ななの絵で作られた「ともだちや」は

ぐんぐん引き込まれます。

 

「ともだちや」という仕事をしているキツネが

クマやオオカミのともだちをやるお話です。

お金をもらってともだちをやるという

その結果がどのようになるのか。

 

今回は、友達関係に悩む子供にも聞かせたい

「ともだちや」のあらすじ・読み聞かせのポイント、

対象年齢について紹介していきます。

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ともだちや 絵本 読み聞かせのポイント

「ともだちや」は

ともだちとは何なのかという

その在り方を伝える絵本です。

 

お金や商売というものを

理解できる年齢の方がいいので

幼稚園の年長から小学生

読み聞かせるのがおすすめです。

 

文章もテンポがよく読みやすいので

抑揚をつけて、キツネの気持ちになって

読んでいくといいですよ。

 

キツネのやっていること、

オオカミが伝えようとしたこと、

この本の持つ意図が

しっかりと伝わるように

子どもたちに読み聞かせを

しましょう。

 

ともだちや 絵本のあらすじ

 

「ともだちや」は、

1時間で100円、2時間で200円と

お金をもらうことで

ともだちになってあげるという

仕事をはじめた森で一番寂しがりの

キツネのお話です。

 

提灯を持って、のぼりを持って

色々文句を言われながらも

ともだちやの商売を始めるキツネ。

 

寂しい人や一人ぼっちの人にとって

いい案だろうと始めたともだちや。

 

最初のお客さんのクマさんは

一人でイチゴを食べるのは寂しいというので

苦手なイチゴを頑張って飲み込みます。

 

色々なともだちと出会い

ともだちになって、そして

最後に出会ったのは

オオカミ。

 

トランプをしたいというオオカミに

一緒にトランプをするキツネ。

一緒に遊んで、いざお金をもらおうとすると

オオカミが言います。

「それが本当のともだちか?」と。

 

ともだちはお金で買えるものではないんだと

気付くキツネ。

ともだちやののぼりも捨てて

オオカミにもらったミニカーを持って

走っていくキツネの後姿は

とても微笑ましくなります。

 

また、最後には

「何時間でも、ただ、毎日でも、ただです」

というキツネ。

 

よかったねと嬉しくなる、

そんな絵本です。

 

ともだちや 絵本 作者・対象年齢・出版社情報

 

「ともだちや」は偕成社から

販売されている絵本です。

偕成社は、様々な絵本を

出版している有名な会社です。

 

作者は内田麟太郎さん、

イラストは降矢ななさんです。

どちらも色々な絵本を

出版している作家さんです。

 

降矢さんのイラストは

とてもユーモアがあり

このお話のキツネの格好は

ヘルメットにゴーグル、

浮き輪という奇抜な格好です。

 

この格好は、降谷さんのこだわりで

「どんなともだちに会っても

対応できるように、

水の中でも叩かれても。

何があっても大丈夫なように」

 

というキツネの思いから

あの格好になったとされています。

 

対象年齢は3~4歳ですが

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実際にはともだちを作る機会がある

幼稚園、小学校でも

楽しめる絵本です。

 

むしろある程度大きくなり

ともだちを作るという機会が増えた

幼稚園や小学生ぐらいの方が

意味を理解して

楽しく読めるのではないでしょうか。

 

ともだちを作ることの大変さと大事さ

ともだちとは何なのかを学ぶ

道徳絵本としてよく読まれています。

 

ともだちとの関係で悩んでいる子どもにも

おすすめです。

ともだちや の感想と子どもたちの反応

子供が幼稚園の頃に読み聞かせました。

「ともだちや」という商売を始めた

きつねが面白かったようです。

 

商売だから、お金をもらうけど、

嫌いなイチゴを食べなきゃならないし、

がまんしなきゃならない。

困った顔したきつねが面白かったみたいですよ。

 

それからオオカミに出会って、

「本当友達なのにお金をとるのかー」

って大きな口を開けた時、

ドキドキしました。

これからきつねがどうなるんだろう?って。

 

でも、食べられたりするんじゃなくて、

お金をもらって「その時だけの友達」

じゃなくて、お金なんてもらわない、

明日もあさっても遊びにきていい

「本当の友達」になります。

 

オオカミは大事なミニカーまでくれます。

そう、友達には自分の大切なものを

あげられたりしますよね?

 

友達ってそういうものなんだー、

となんとなく思ったみたいです。

 

大人の私は子供よりも

いろいろ考えさせられました。

 

この本を読んだ頃はちょうど二人目が

幼稚園の頃だったと思います。

 

長女は誰とでも友達になるタイプ。

男女も関係なく、好き嫌いもしない。

 

でも、次女は一人が割と好き。

別に友達いなくても平気。

幼稚園でも園庭のすみの砂場で遊んでいたりで

友達がいるのかいないのかって心配でした。

 

それでも気の合う少数の子と遊んでいました。

この「ともだちや」を読んで、

無理して我慢して相手に合わせなきゃならない

のは「本当の友達」じゃないんだと思えました。

 

相手のご機嫌をうかがわずに

自分のしたいようにしている次女。

気の合うことだけ、気の合う時だけ

遊んでいるのも「あり」なんだと。

 

幼稚園児は気まぐれです。

今日は仲良しだけど明日は嫌い。

そんなことにいちいちハラハラしてるのは

大人だけなのかなーと。

 

娘もきつねとオオカミのように

「本当の友達」と出会える日が来るんだろうなと。

 

まとめ

いかがでしたか?

「ともだちや」の

あらすじ・読み聞かせのポイント、

対象年齢、感想について

紹介してきました。

 

「ともだちや」は

「ごめんねともだち」や

「ありがとうともだち」など

「おれたち、ともだち」という

13作のシリーズが発行されています。

 

その記念すべき1冊目である

「ともだちや」は

その後のシリーズで友情をはぐくむ

キツネとオオカミの

最初の出会いをかいた

記念すべき絵本です。

 

ともだちの意味と大切さという

大事なことを伝えてくれる

「ともだちや」の絵本。

 

ぜひ一度、手に取って

よんでみてはいかがでしょうか。

 

次女は高校生になった今、

やっぱり一人は好きだけど、

無理しなくていい「友達」ができました。

小さい頃は心配がつきませんが、

それがずっと続きはしません。

 

そして、

大人同士の付き合いで

悩んでいる人にも

何か気づかせてくれる絵本ですよ。

 

だれにでも「いい友達」ができる

タイミングがくるはずです。

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