読み聞かせ絵本のおすすめの中でも3歳になると
少し長い物語や、言葉遊びの本も増えてきます。
3歳のお子さんに読み聞かせたい定番絵本や
言葉遊び絵本などを集めました。
ぜひ参考になさってくださいね。
楽しい物語絵本
すいかのたね
土に埋められた一粒のスイカの種。
埋めているのを遠くから見る動物たちと、
何度も掘り返され、がっかりされるスイカの種。
いい加減にスイカの種が怒って大変なことに…
つい掘り返したくなる動物たちの気持ちも分かるし、
スイカの種が話し出すのも面白いし、
ぐいぐい引き込まれる絵本です。
すいかのたねの詳しい内容はこちら
すってんてんぐ
昔は神様だったてんぐどん。
ある時隣山にお宮ができたことで、人々に忘れられるように…
お供え物がなくなって困った天狗どんは人間の町で仕事を始めます。
ところが、器用なのにあれこれやっても失敗続き。
とうとう見つけた転職がなんと現代のあれと関係ある物で…
聞きなれない職業が出てきますがついついお話の世界に引き込まれます。
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんシリーズ。
だるまちゃんはてんぐちゃんの持っているものが
うらやましくて家に帰ってお父さんに
てんぐちゃんみたいなものが欲しいといいます。
お父さんはあれこれ探してくれるけど、
おんなじものがなくて、だるまちゃんのひらめきで
てんぐちゃんにもそれいいねと言われるものを見つけます。
てんぐちゃんの持っているもののいろんなものが
うらやましくて代わりになる物を探すだるまちゃんですが、
最後にはその代わりの方がいいものになります。
子どもの等身大のだるまちゃんには子どもにとっても
近い存在で、発想力豊かなだるまちゃんに
引き込まれます。
だるまちゃんとてんぐちゃんの詳しい内容はこちら
せんたくかあちゃん
なんでも洗濯しちゃうせんたくかあちゃん。
家中のものだけでなく、下駄屋靴など物まで
どんどん洗ってついには子供もあらって干しちゃいます。
子どもまで裸で干されているから雷様がへそを取りに降りてきたけど、
雷様まですっかり洗ってキレイになります。
ところが目も鼻も口もなくなってしまって…
お話の中ならではの面白い展開です。
せんたくかあちゃんの詳しい内容はこちら
たろうのおでかけ
一人でお友達のところへでかけるたろう。
あちこちで気を付けてと注意されながらも、
色んな道を通りながらちょっとした冒険をしながら
でかけていきます。
交通ルールを守ることも教えられる絵本です。
たろうのおでかけの詳しい内容はこちら
まゆとうりんこ
うりんこにであったやまんばの娘のまゆが
一生懸命お世話をするお話。
お母さんって大変なんだなーと思いながらも
一生懸命にお世話をします。
お世話する姿のかわいらしさはほほえましく、
最後のまゆのお母さんの対応は、親ならそうでありたいと
思えるシーンになっています。
まゆとうりんこの詳しい内容はこちら
でこちゃん
前髪を切り過ぎてひどく落ち込むてこちゃん。
友達におでこがでてるから「でこちゃん」だといわれ、
幼稚園に行きたくないと泣きだします。
そんな時にお姉ちゃんが素敵なことを教えてくれます。
小さいうちは自分が前髪を切ってしまうこともありますが、
そんなときもこの魔法をかければ女の子はたちまち
元気になりますよ。
でこちゃんの詳しい内容はこちら
親子の日常を描いた絵本
あのねあのね
園からの帰り道で今日あったことを
いろいろ話そうとする男の子。
知っている言葉で一生懸命話すけど、
的確な言葉で説明できないから、
何のことを言っているのかクイズのように聞き返して
知ろうとする大人。
たとたどしい話し方が分かりやすくなっていく子供の
成長と忙しい毎日ではこどもの話にじっくり耳を傾けるのも
なかなか大変ですが、こどもと向き合う時間の
大切さや楽しさが伝わります。
親子で共感できる絵本です。
あのねあのねの詳しい内容はこちら
兄弟が生まれた人におすすめ絵本・泣ける絵本
ちょっとだけ
妹が生まれてお母さんは妹のお世話で大忙し。
なっちゃんはお母さんにいつもしてもらっていたことを
自分でしようと頑張ります。
失敗もするけど、少しずつできるようになることが増えます。
下の子が生まれるとつい上の子が後回しになっていまうもの。
分かってはいるけど、上の子に我慢をさせてしまうことに
お母さん自身も少し心が痛みますよね。
けれどその間上の子も成長します。
成長する嬉しさと、がまんしている子どもの気持ちも
痛いほどわかってつい泣けてしまいまうお話です。
また下の子にとってもお兄ちゃん、お姉ちゃんが
がまんしてくれていたことに気づける絵本です。
ちょっとだけの詳しい内容はこちら
定番絵本
おおきなかぶ
小学校の教科書にものっている定番のお話。
お父さんやお母さんも聞いたことのあるあのお話です。
おじいさんをおばあさんがひっぱって、
おばあさんを孫が引っ張って・・・
と続くリズミカルな言葉は子供もすぐに気に入ります。
絵もじっくり見て見ると、細かいところまで描かれていて
そこもまた面白いです。
おおきなかぶの詳しい内容はこちら
ももたろう
言わずと知れた昔話のももたろう。
桃が流れてくるときの音が独特で、
でも慣れてくるとリズムがぴったりはまるんです。
ももたろうの詳しい内容はこちら
三びきのこぶた
こちらも昔話の定番絵本。
あなたが知っているお話の流れとは
ちょっと違うかもしれませんが、こちらが昔ばなしそのもの。
勇気と知恵のあるこぶたのお話です。
三びきのこぶたの詳しい内容はこちら
優しさを育む絵本
どうぞのいす
うさぎさんが椅子をてづくりして、「どうぞのいす」
と立札をたてます。
そこに最初にきたロバがドングリのかごを
「どうぞのいす」に置いたことから、
後から来た動物の取り換えっこがはじまります。
ドングリを「どうぞ」と思ってたべてしまったくまさんは
ハチミツを置いていき、それをみたきつねさんが
パンを置いていき…
思いやりを育むと人気の絵本です。
どうぞのいすの詳しい内容はこちら
車好きの子におすすめの絵本
とらっくとらっくとらっく
一台のトラックが港の倉庫から荷物を運んで出発します。
途中でさまざまな自動車に会いながら、
山を越えて町まで行きます。
お話に出てくる自動車は細かく丁寧に描かれていて
リアルです。
車好きの子なら、とらっくだけでなく、
ブルドーザーやパワーシャベルと言った
工事車両もでてきて興奮するかも。
色んな自動車が出てくるお話なので、
お話だけでは苦手でもこれならぐいぐいひきこまれますよ。
とらっくとらっくとらっくの詳しい内容はこちら
言葉遊び絵本
へんしんマジック
あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」第8弾。
てんさいマジシャンのかっぱくんが繰り広げる
へんしんマジック。
何も入っていない箱に言葉を入れると、言葉がへんしんして
でてきます。
読んでいればそのしかけはすぐに分かりますが、
箱に入れたものが意外なものになってでてきて、
子どもたちはきっととりこになりますよ。
言葉の楽しさが分かる絵本です。
へんしんマジックの詳しい内容はこちら
理科系知育絵本
やさいのおなか
野菜の断面がでてきて、クイズ形式のように
楽しめる絵本です。
なかなかまじまじと断面を見ることはないので、
意外な発見もありますよ。
親子で楽しめる科学絵本・知育絵本としても人気です。
やさいのおなかの詳しい内容はこちら
擬音語・オノマトペの絵本
おいしいおと
テレビでも話題になった「音」の絵本。
食べているときの音が出てくるのですが、
どのページも聞きなれない意外な擬音語。
ところが、読んでいるうちに「そう聞こえるかも」と
思えてくるから不思議です。
具体的に再現された擬音は新鮮で
子どももケラケラ笑います。
おいしいおとの詳しい内容はこちら
動物・昆虫が出てくる絵本
かばくん
1962年からのロングセラー。
動物園のかばのお話だけれど
カバ目線で描かれているのが新鮮で面白い。
子どもたちがかばを見ているんじゃくて、
カバの方が「子どもたち」をみているんです。
かばくんの詳しい内容はこちら
ころちゃんはだんごむし
だんごむしの生態とともに、
だんごむしのコロちゃんの冒険のお話が楽しめます。
虫の世界にもいろいろあるんですね。
白いだんごむしが変だと思ったらその訳は…
ころちゃんはだんごむしの詳しい内容はこちら
ぐるんぱのようちえん
一人暮らしで汚くて泣いてたぞうのぐるんぱを
ジャングルのみんながきれいに洗って仕事に行かせます。
ぐるんぱも意気揚々と仕事を探しに出かけますが、
どのお店でも張り切るほど失敗続き。
あちことで「もう結構」と断られますが、
最後に出会った12人の子供がいるお母さんの所で
自分にぴったりの仕事を発見します。
仕事をしては断られる、このパターンが次々とでてきて、
読みやすく、失敗してしょんぼりしても、
その「しょんぼり」の文字がぺーじごとに増えて行って
子どもには面白いようですよ。
今までの失敗が無駄にならない結末も
子どもたちに失敗を恐れない気持ちを与えてくれるかも。
ぐるのぱのようちえんの詳しい内容はこちら
タンタンのずぼん
「14ひきのシリーズ」で有名ないわむらかずおさん
の作品です。日本図書館協会選定図書、
全国学校図書館協議会・選定図書を受賞しています。
こざるのタンタンがおばあちゃんが作ってくれた
少し大きいズボンをサスペンダーを使って
いろんな使い方をして楽しんでいます。
子どもならではの意外な発想で
ただのズボンがいろいろなズボンにと変身して
ワクワクします。
タンタンのずぼんの詳しい内容はこちら
くんちゃんのはじめてのがっこう
今日から1年生になると張り切って早起きしたくんちゃんだけど、
お母さんと一緒に学校に行く途中にミツバチやコウモリ、
ビーバーに出会って「学校へいく?」と聞くけど、
みんなは忙しくて学校へ行きません。
学校についたらお母さんとは別れてしまうし、
授業で当てられたら答えられないとドキドキして
逃げ出してしまいます。
初めての学校へのドキドキと、ワクワク、
子どもの気持ちがつまった絵本です。
くんちゃんのはじめてのがっこうの詳しい内容はこちら
季節を感じる絵本
はなをくんくん
冬眠していた動物たちが、ある日目を覚まして
はなをくんくん。
みんな、どこかへ出かけていきます。
木の穴や地面の中からでてきて、
いったいどこへ行くのでしょうか?
モノクロの絵本でありながら温かみを感じる
優しいタッチの絵本です。
みんながいった先にはぱっと目を引く一色のものが!!
はなをくんくんの詳しい内容はこちら
待つことを教えてくれる絵本
まんげつのよるまでまちなさい
あらいぐまの男の子がお母さんに「夜」が見たいと
言います。
お母さんは「満月になるまで待ちなさい」
といいます。
男の子は「夜」を見たことがないので、
夜についおかあさんに質問攻め。
でも、お母さんは「満月になるまで待ちなさい」
といって優しいうたをうたいます。
とうとう満月の夜がやってきて…
まんげつのよるまでまちなさいの詳しい内容はこちら
愛を感じる、感動する絵本
100万回生きたねこ
220万部以上も売れたベストセラーの絵本。
本屋には必ず置いてある絵本の1つです。
大人のため絵本ともいわれます。
1匹の立派ならトラ猫は100万回死んで
100万回もいきかえっていました。
そんな自分のことが自慢で、誰よりも自分のことが
大好きな猫でした。
みんなにちやほやされていたトラ猫だったけれど、
たった一匹、自分に見向きもしない白猫のことが気になります。
ついには自分から白猫のそばにいさせてほしいと頼み、
白猫と生まれた子供のことが大好きになります。
始めて愛を知り、大切なものを失う悲しみを知った
トラ猫の運命は…
100万回生きたねこの詳しい内容はこちら
数を学べる絵本
ちっちゃなかいぞくいまなんにん?
世界で65万部突破の大ヒットシリーズ第一弾。
子どもと一緒に数字が覚えられるカウント絵本です。
ちっちゃなかいぞくが冒険の旅にでて、
竜巻に襲われたり、海の怪物に襲われたりするお話。
襲われるたびに「ちっちゃなかいぞくいまなんにん」
と聞かれ、海賊が一人ずついなくなっていくので、
一緒に数えるのがおすすめ。
リズミカルにテンポよく読めるので、
読みやすいし聞きやすいし、子供受けもいいです。
10から減っていく本は珍しいので、
自然とひき算に親しめます。
ちっちゃなかいぞくいまなんにんの詳しい内容はこちら
寝かしつけにおすすめ絵本
おやすみロジャー
読むだけで子供が眠る「心理学的効果が実証済み」
の絵本です。
子どもの寝かしつけに困っている人にはぴったりの絵本です。
子どもが「なぜ寝たくない気持ちになるのか」を
研究して自然に眠くなるように描かれているのが特徴です。
眠くないうさぎのロジャーが眠らせてくれる
「あくびおじさん」に会いに行くお話。
お話でありながら、眠くなるように設計されています。
読み方の手引きが冒頭にあるので解説を読んでおくのがおすすめです。
おやすみロジャーの詳しい内容はこちら
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